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食生活

マラウイの食生活

雨季の真っ只中の1月頃には、主食となるトウモロコシの一種であるメイズを初めとする農作物が大きく成長し、各地の畑は一面メイズ等が生い茂り、雨季の終わりにあたる4月頃には収穫が始まり、人々の食生活もだんだんと豊かになっていきます。
とは言え、彼らの毎日の献立はそれほど変化がありません。主食はメイズの粉をお湯で練ったシマ(Nsima)と呼ばれるものです。舌ざわりは和菓子のういろの様な感じですが、味は付いていません。この他、茹でたジャガイモ、米、パンなども主食として食べられます。
ディオと呼ばれる副食は、豆と菜っ葉などの緑黄色野菜やトマト、玉ネギなどの煮物が主で、時々、野菜に比べやや高価な牛肉、鶏肉、干し魚、卵を使った料 理も食卓に並べられますが、これらはごちそうで、一般家庭では、たまにしか食卓に並びません。都市では、ナス、ニンジン、キャベツ、大根などが手に入った り、湖の周辺では鮮魚が手に入ったりしますが、山間部などの地方ではこれらは手に入らず、料理に使う材料も限られたものだけになってしまいます。 そして、一般的なおやつは炒ったピーナッツ、茹でたメイズ、手作りの揚げパン、それに砂糖をスプーン2~3杯入れた紅茶などが口にされます。また、おやつ や食事の代わりとして、果物(バナナ、みかん、マンゴ、グアバ、パパイヤ、パイナップル、パッションフルーツ、なしなど)が食されます。季節によって取れ る果物は違い、量や種類の少ない時期もあります。路上で蒸かしたじゃがいもが売られ、昼食として買われます。
基本的に彼らの食事はバリエーションが少なく、味付けは少々の油と塩味で整えただけで、さっぱりしています。総じてカロリーは低く、マラウイ人は「砂糖 がエネルギー源だ」と言って、おやつの紅茶にたっぷりと入れる砂糖でカロリーを補っています。(しかし、決して食事に砂糖を使うことはありません。)自然 の恵みの中で、町の人達は色々と食生活を楽しんでいるようですが、村に入れば貧しい家庭が多く貧血ぎみの人も多いです。ちなみに、主食のシマのカロリー は、1人の1食分に含まれるメイズの粉を200cc(100g) とすれば約368kcalとなります。
首都であるリロングウェや、第二の都市であるブランタイヤでは、近年ショッピングモール等が建てられ、おしゃれなハンバーグショップやピザショップで食事をする富裕層や若者達も増えています。
マラウイのお米は、以前台湾から派遣されていた農耕隊の指導により、アフリカでは有数のおいしいお米が生産されるようになりました。しかし、米には石が混 ざっていることが多く、食するには注意が必要です。もちろん、日本のように毎日の主食になっているわけではありませんが、一部の家庭では週に1~2回ぐら いはご飯を炊いて主食にしています。

家庭料理

マラウイをはじめとする東アフリカ地域の家庭料理の中から、マラウイアン栄養士おすすめのごちそうメニューを紹介します。日本の一般家庭でも手軽に作れるものなので、機会があればチャレンジしてみて下さい。

主食[シマ(Nsima)]

ケニヤなどでは、「ウガリ」などとも呼ばれている、トウモロコシの粉で作る主食です。現地のトウモロコシ・メイズは日本のものと違い、白っぽい黄色で、粒は少し固く、甘みが少ないです。

マラウイ南部などでは、トウモロコシの代わりにキャッサバ(タロイモ)の粉を使ったシマもあります。なお、日本でトウモロコシの 粉を手に入れるにはインターネット上で「コーンフラワー」と検索するとヒットします(GABANコーンフラワーなど)。ただし、同じ名前のハーブもあるた め、掲載されている写真を確認した上で注文する事をお勧めします。ちなみに、これらのコーンフラワーはマラウイで作られているものとは、色も風味も多少異 なります(※以前、国内で手に入れたコーンフラワーで大使館夫人に調理して頂いた所「この粉はお菓子用なので、固まるまで時間がかかる」と言われまし た)。

マラウイ産のメイズフラワーが手に入れば一番なのですが、難しい場合は雰囲気を味わうという意味で、この「コーンフラワー」を使って調理してみてはいかがでしょうか?

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材料:(1人分) ・水600cc(カップ3杯)
・トウモロコシの粉200cc(カップ1杯)
作り方 1) 水の入った鍋に、トウモロコシの粉を2/3程混ぜ、水に解かす。
2) 中火で煮ながら、木ベラで良く練る。
3) 粉っぽさがなくなったら、残りの粉を4回位に分けて混ぜ、良く練る。
4) 出来上がったら火を止め、蓋をして数分蒸らした後、お玉ですくい、半月形に整え皿に盛る。冷めると固まりやすく、美味しくなくなるため、熱いうちに盛り付け、食べること!

副食(おかず) ひき肉と野菜の炒め煮(Nyama ya gayo)

主食のシマは味があまりないので、副食は塩味を濃い目にすると、美味しく召しあがれます。また、現地ではエネルギー補給のため、コーンオイルをたっぷりと入れて煮つけます。

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材料:(4人分) ・豚挽肉200g
・にんにく1かけら
・人参80g
・玉葱120g
・トマト240g
・なす80g
・植物油
・塩
・コンソメ
・コショウ  適宜
作り方 1) にんにくはみじん切り、人参・玉葱は1cm角のサイコロ切り、トマトはざく切り、なすは1cm幅の輪切りにする
2) 人参はさっと下茹でをしておく。
3) 大き目の鍋を熱し、少し多めの油を入れた後、にんにく・玉葱・豚挽き肉の順に鍋に入れ炒める
4) トマト・ナス・人参を入れ、20~30分中火にて加熱する(トマトから水が出るので水を加える必要はありません)アクは取り除いて下さい
5) 十分加熱し、水分がミートソース状になったら塩・コンソメ・コショウを加え、味を整えて出来上がり(塩分は少し濃い目とする)
※右手を使い、シマを丸め、おかずにつけて食べるのがマラウイ流です!

ファッション

マラウイのファッション

マラウイの日曜日の朝は、都市でも田舎でも大人から子供まで、一張羅の奇麗な外出着を着て、教会に礼拝に出かけます。これは宗教が重んじられていることの表れでもあるわけですが、この日ばかりは皆がりりしく映ります。
しかし、他の国と同じ様に、マラウイでも女性は平素からおしゃれに気を使っています。普段は、スカートの替わりに、2m幅の布(チテンジ)を腰に纏ってい ます。これは普通の薄い1枚の布ではあるのですが、色鮮やかな図柄などや話題の人物が描かれていて(オバマアメリカ大統領が描かた図柄もあります)、その 身につけようでいろんなファションが生み出されています。

また、この布は強い日差しを受け、赤土の大地に色よく映えます。これは単にファッションであるだけではなく、彼女らにとって生活必需品でもあります。時 には風呂敷のように荷物を運ぶのに使い、時刻通りに来ないバスを待つ時には地べたに敷きその上に座わり、冬の冷え込む時期にはコート替わりにかぶり、布の 端を結び、その中に小銭を入れて財布替わりにし、そして赤ん坊を抱くのにも使います。病院で赤ん坊が生まれた翌日、お母さんは布に赤ん坊を包み、横抱きの 状態で授乳をしながら、何十キロもの道のりを歩き、家路へと急ぐのです。

1994年の政権交代以降、衣服に関する規制が緩和され、近年都市部では、パンツ姿、タンクトップを着た女性がストレートパーマをかけたり、カツラをかぶったりと、ファッショナブルな装いとなっています。 また、男性の長髪も許され、町で見かけるようになりました。

マラウイにも近代化の波が少しずつではありますが、押し寄せているようです。

チェワ語

マラウイでは、旧統治国が英国であったこともあり、英語が公用語として広く使われているので、特に現地のローカル言語であるチェワ語(共通国語)がわから なくとも、さほど不自由なくコミュニケーションが図れる。しかし、地方では特にお年寄りなどには英語が話せない人もおり、マーケットなどでの買い物では英 語で話す場合とチェワ語で話す場合とで、売ってくれる値段が違うこともある。つまり、曲がりなりにもチェワ語が喋れれば、いわゆる外国人価格よりは多少な りとも値引いてもらえるということである。

 買い物の場合に限らず、少なくとも、挨拶程度くらいはマスターし、現地 の人達にチェワ語で話し掛ければ、更なるコミュニケーションが図れることは間違いない。また、チェワ語(チェワ族)だけでなく、各地ではそれぞれの民族ごとの言語も使われているので、興味のある人は現地の人達に教えてもらうのもよいだろう。 
チェワ語 日本語
nyumba(単数)/nyumba(複数)
chakudya(単数)/zakudya(複数) 食物
covala(単数)/zobvala(複数) 洋服
bambo(単数)/abombo(複数) お父さん
mai(単数)/amai(複数) お母さん
achinwene(単数)/achinwene(複数) 兄弟
alongo(単数)/alongo(複数) 姉妹
bwenzi(単数)/abwenzi(複数) 友達
phiri(単数)/maphiri(複数)
mtsinje(単数)/mitsinje(複数)
madzi(単数)/madzi(複数)
moto(単数)/moto(複数)
nyanja(単数)/nyanja(複数) 湖/海
nthaka(単数)/nthaka(複数) 大地
mudzi(単数)/midzi(複数)
mzinda(単数)/mizinda(複数) 町(市)
dziko(単数)/maiko(複数)
mtengo(単数)/mitengo(複数)
mkango(単数)/mikango(複数) ライオン
mbidzi(単数)/mbidzi(複数) シマウマ
njobvu(単数)/njobvu(複数)
garu(単数)/agaru(複数)
mbalame(単数)/mbalame(複数)
mphemvu(単数)/mphemvu(複数) ゴキブリ
nchenche(単数)/nchenche(複数) ハエ
nkhuku(単数)/nkhuku(複数) ニワトリ
ngombe(単数)/ngombe(複数)
galimoto(単数)/magalimoto(複数) 自動車
basi(単数)/basi(複数) バス
sitima(単数)/sitma(複数) 列車
siteshoni ya sitima 停留所
siteshoni ya sitima
tsiku labwino 晴れ
nkhungu 曇り
mvula
kozizira 寒い
tentha 暑い
otsekumera 甘い
kutali 遠い
pafupi 近い
kutalika 高い
mmunsi 低い
Moni または Mwadzuka bwanji おはよう
Moni こんにちは
Moni または Mwaswela bwanji こんばんは
Gonani bwino おやすみなさい
Muli bwanji ? お元気ですか
Zikomo (kwambiri) (どうも)ありがとう
Zikomo または Odi すみません(失礼します)
Pepani すみません(ごめんなさい)
Odini いらっしゃいませ
Tsalni bwino さようなら(私は行きます)
Fikani bwino さようなら(いってらっしゃい)
Kodi mukudziwa pa Japani ? 日本を知っていますか
Ndidzakupatsani ichi これを差し上げます
Ndikufuna kuona bwenzi langa (友達に)会いたい
Tandipatsani todya 煙草をください
(Mukugulitsa) ndalama zingati または mtengo (wachendi) bwanji ? いくらですか
Akudula 高すぎます
Tatsitsani mtengo 値引きできますか
...kuchipa 手頃な値段です
...kulitsa 大き過ぎます
Muli ndi ...kulira/chepera ? もっと大きい/小さいのはありますか
Chinapangidwa ndi chiyani chimenech ? これは何でできていますか
Nditenga (Ndigula) それをもらい(買い)ます
Ndidzabweranso また来ます
Bweretsani menyu メニューを見せてください
Chonde tandiuzani kadyedwe kache 食べ方を教えてください
Ndikumva mutu 頭が痛いです
Ndikumva malungo 熱があります
Ndikupita kukagona 私は疲れました
Itanitsani takisi タクシーを呼んでください
Ndikutsika pano ここで降ろしてください
Ndifuna kuona park 公園を見たいのです
Kodi imayamba nthawi yanji ? 何時に始まりますか
Zimatha nthawi yanji ? 何時に終わりますか
...koloko ~時です
Ndizutseni mamdwa pa seveni koloko 朝7時に起こしてください
Kodi njira ya ku Blantyre ndi iti ? ブランタイアに行く道はどれですか
Kodi kuno ndi kuti ? ここはどこですか
Kodi chipatala chiri kuti ? 病院はどこですか
Dzina lanu ndani ? あなたの名前は何ですか
Chabwino これでいいです
Dikirani pagono ちょっと待ってください
Sindiziwa-Sindikumvetsa わかりません

チェワ語辞典

日本マラウイ協会は2012年9月にチェワ語辞典の統合改訂2版を発刊しました。これは1987年の初版、2000年の統合改訂版に続くもので、この改定ではマラウイ在住のAaron Mauhcline Sangala– 小林由季ご夫妻が多大な貢献をしてくださいました。このたび日本マラウイ協会のウェブサイトの更新にあわせて、この辞典を掲載し誰もが自由にアクセスできるようにいたしました。チェワ語日本語と日本語チェワ語の対応だけでなく文法や文例をも含むこの辞典を有効活用してくださいますようお願い申しあげます。
Chichewa Language Dictionary  (Japanese Edition) (partly in alphabet)

Malawi Society of Japan published a newly revised edition of Chichewa Language Dictionary in September 2012. This followed the first edition published in 1987 and the revised edition in 2000. In the new revision, the Society is deeply indebted to Hon Aaron Mauhcline Sangala and Ms. Yuki Kobayashi, a couple living in Malawi, for their major contribution. Taking the opportunity of the renewal of the website, we uploaded the dictionary to make it free for all. We hope this dictionary can also be used by non-Japanese as Japanese-Chichewa dictionary. 

統計集

英文マラウイ統計集「50 Years of Malawi in Charts」

マラウイ独立50周年を記念し、日本マラウイ協会の統計班はマラウイの1960年代からの時系列の統計集を編集しました。マラウイの独立以来の推移を俯瞰することに統計面からの手助けになることを意図しています。多くのマラウイと日本の学生と実務者の方がご利用くださることを望んでおります。
A Collection of Time-series Statistical Data of Malawi  “50 Years of Malawi in Charts”  (English)

Commemorating Malawi’s 50th anniversary of independence, this file intends to help review the historical perspective since its independence in 1964. We hope this helps its users in their study and practice.

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マラウイの国情報

ニュース

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